市長の記者会見【令和5年11月29日の案件】

(1)指定管理施設「佐野市運動公園等3施設」の対応について

今回、佐野市運動公園等3施設の指定管理者「極東エイジェックパートナーズ」の構成会社である、「株式会社極東体育施設」が宇都宮地方裁判所による破産手続開始決定がされたことから、令和5年11月30日をもって、「極東エイジェックパートナーズ」の指定管理者の指定取消しをおこないます。
併せて、本案件を11月20日より市ホームページへの掲載や、市内スポーツ団体等へ通知する等、市民への周知を行っており、12月1日から年度末までの期間は、市が直接施設運営を行います。

また、令和6年4月1日より新たな指定管理者に依頼できるよう、11月20日より公募を開始しました。

12月4日に、希望する事業者に対し現地説明会を開催します。受付期間は、12月26日から12月28日とし、その後審査を行い1月中に事業者を選定し、2月上旬までには、市議会へ指定議案の提出を行います。

(2)不登校児童生徒支援教室の増設について

不登校支援のさらなる充実を図るため、現在ある不登校児童生徒支援教室「アクティヴ教室」に加え、新たな不登校児童生徒支援教室を令和6年4月に佐野市北部地域に開設します。

現在、「アクティヴ教室」では学校と連携しながら登校に不安や悩みのある児童生徒が安心して過ごせる居場所づくりに努めるとともに、児童生徒一人一人に応じた多様な学びや体験的活動、相談等を通して社会的自立の基礎となる力を育めるよう支援をしています。

一方で、近年の不登校児童生徒数の増加に伴い、アクティヴ教室の通級児童生徒数も年々増加傾向にあります。また、現在のアクティヴ教室は市の最南部にある教育センター内に設置しているため、特に市北部地域の保護者の送迎にかかる負担が大きな課題となっていました。

そこで、この課題を解決するため、市の北部地域に新たな教室を設置し、不登校児童生徒の学びの機会の保障に努めてまいりたいと考えています。新たな教室の設置場所は、市内2箇所に設置されているシルバーワークプラザの統合により、今年度末に用途を廃止する予定の「田沼シルバーワークプラザ」の建物を利活用し、空調などの必要な改修を行い、令和6年4月に通級の受け入れを開始したいと考えています。

今後の予定としては、4月の開設に向けて児童生徒や保護者等を対象とした施設の見学会や体験会などを、田沼シルバーワークプラザの利用者に支障のない範囲でご協力をいただきながら実施できるよう調整していきます。また、新しい教室の名称については現在検討中ですが、今年中には決定したいと考えています。

なお、大橋シルバーワークプラザへの田沼シルバーワークプラザの統合に必要な条例改正議案および建物改修にかかる補正予算案については、12月定例会へ提案させていただく予定です。

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更新日:2023年11月29日