非核平和について考えてみませんか

佐野市では、世界の恒久平和の実現と核兵器の全面撤廃を推進するため、「非核・平和都市」を宣言しています。

多くの皆様に、平和の尊さと核兵器の恐ろしさについてお考えいただく機会として、8月に様々な啓発や事業を実施しています。

黙とうを捧げましょう

原爆死没者・戦没者のご冥福と世界恒久平和の実現を祈念するため、各ご家庭、職場および地域で、1分間の黙とうをお願いします。

【広島原爆被爆】 8月 6日(水曜日) 午前8時15分
【長崎原爆被爆】 8月 9日(土曜日) 午前11時2分
【終戦記念日】    8月15日(金曜日) 正午

世界の核弾頭データ

1945年8月、広島・長崎両市は原子爆弾が投下され、一瞬にして廃墟と化し、両市合わせて21万人を超える多くの人々の尊い命が奪われました。爆発の瞬間、強烈な熱線と放射線が四方ヘ放射されるとともに、周囲の空気が膨張して超高圧の爆風となり、これら3つが複雑に作用して大きな被害をもたらしました。

核兵器の被害の特質は、大量破壊・大量殺りくが瞬間的・無差別的に引き起こされることです。また放射線による後障害は、いつ発症するかわからない不安とともに、長期間被爆者を苦しめます。

このような被爆の実相に触れることにより、多くの人が核兵器の非人道性に対する理解を深め、国際社会が協力して一日も早く核兵器を廃絶する必要があります。

世界の核弾頭数 2024

広島平和記念資料館・長崎原爆資料館

広島平和記念資料館および長崎原爆資料館のホームページでは、被爆資料のデータベースや検索ページ、さらにはオンライン展示などを通して、原子爆弾による被害の実相を学ぶことができます。ぜひご覧ください。

佐野市 非核平和都市宣言

核は地球を灰にする。
もはや、そこに国境はない。
心のふる里もない。
我々は、決して忘れてはならない。
世界唯一の被爆国として、広島・長崎の体験から知ったあの核の恐ろしさを。
我々は、祖先からこの平和で青い地球を受け継いできた。
そして、これを子孫に渡さなければならない責任をもっている。核は地球を灰にする。
もはや、そこには持っている国、持っていない国の差はない。ただ、全く生物のいない灰色の空間が広がっているだけだ。地球を第二の月にしてはならない。
佐野市民よ、立ち上がろう。
世界中の人びとと共に、この地球上から人類と共存できない核を取り除こう。 美しい郷土とかけがえのない命を守るために。
豊かな暮らしと平和を守るために。
この市民の切なる願いを、非核・平和都市佐野市の宣言とする。
 
平成19年3月22日 佐野市
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更新日:2025年08月06日