軽度外傷性脳損傷(MTBI)とは
交通事故などで、頭を打ったり、強く揺さぶられると、脳に衝撃が伝わり、意識障害が軽度でも脳損傷が起こることがあります。
主な症状
- 持続する頭痛
- だるさ
- 目のかすみ
- 集中力の低下
- 言葉がうまく話せない
- 理解ができない
- かんしゃく
原因
- 交通事故
- スポーツ外傷
- 高所からの転落
- 転倒
- 暴力
- 乳幼児の揺さぶり
初期の対応
交通事故などの後に次の症状が現れたら、医療機関を受診してください。
- 意識状態がいつもと違う
- 事故前後の記憶がない
- けいれん
- 手足に力が入りにくい、手足がしびれる
衝撃が軽度でCT検査などに異常がない場合でも、数時間もしくは数日から数週間経って重い症状や長引く症状が現れ、これまでどおりの生活が送れなくなることがありますので、注意が必要です。
軽度外傷性脳損傷(MTBI)について (PDFファイル: 492.7KB)
関連情報リンク(別窓で開きます)
・軽度外傷性脳損傷のように脳損傷に起因する認知障害全般を「高次脳機能障害」といいます。
栃木県ホームページ「栃木県高次脳機能障害支援拠点機関」
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更新日:2024年04月12日