後期高齢者の特定健診、がん検診について

質問

私は医療事務をしております。暫く思っていた事なのですが、去年から変更になりました特定、がん検診の受診券ですが、75歳以上の方々はハガキと冊子の2枚あることに困惑しております。

説明しても、なかなか理解して貰えず、家と病院を何度も往復して受診券を探している様子をとても気の毒に思います。特定健診の受診券だけ無くされて、そちらへの再発行手続きを何度も説明したりしております。

以前のハガキサイズ2枚も分かりにくかったですが、そちらを理解されてる方も今回訳が分からなくなったりしております。若い方と同じように、スタートブックに両方の受診券がくっついていたら、だいぶ分かりやすいかと思うのですが。

管轄が別々なのは分かっておりますが、どうにかなりませんか?お年寄りが気の毒です。

回答

いきいき高齢課回答

診券を紛失された方のために、医療機関窓口の方には大変お手数をおかけしております。

本市では、なるべく多くの方に健康診査を受診していただくため、「健診スタートブック」とは別に、後期高齢者医療保険加入の方へは受診券を発送しております。健診スタートブックは4月1日現在で、本市に住所を有する20歳以上の女性、39歳以上の国民健康保険加入の男性、40歳以上の男性に対し、4月1日現在の住所地へ5月末に発送しております。後期高齢者健康診査では、4月1日以降に市外への転出された方や死亡した方を除外するなど、5月末の受診券発送直前まで加入者の状況に応じた対応をとり発送しております。

また、加入者の都合により、親族など加入者以外の方宛ての発送にも対応しております。また、後期高齢者健康診査受診券を健診スタートブックに含めて発行した場合でも、国民健康保険と後期高齢者医療保険とは「保険者」が異なりますので、再発行を行う時はこれまで同様、健診スタートブックと後期高齢者健康診査受診券の両方を再発行することになります。また、本市では、新規に健診スタートブックを発行するに際し、後期高齢者医療保険も組み込めないか検討しましたが、他市の状況を確認したところ、後期高齢者健康診査受診券が健診スタートブックに含まれていることが分からない等の理由で、後期高齢者医療保険加入者の受診率が減少していました。

これらの理由により、健診スタートブックと後期高齢者健康診査受診券は別々に発行することにしました。受診券を紛失された受診者の方へのご説明等ご負担をおかけしますが、ご理解いただけますようお願い申し上げます。

また、今回いただきました貴重なご意見も含め、市民の利便性向上のため、今後も健診スタートブックについて研究していきたいと考えております。

健康増進課:回答

ご指摘のとおり、平成28年度から発行した「健診スタートブック」につきましては、市国保加入者の特定健診受診券とがん検診受診券を同ページにまとめて掲載し、ご利用いただけるようにしたところです。

しかし、後期高齢者健康診査受診券につきましては、いきいき高齢課の回答理由から、健診スタートブックには掲載せず、後期高齢者医療を担当する同課から発行したところです。対象者の方にはご不便をおかけしますが、後期高齢者健康診査受診券につきましては、平成29年度も同様に、健診スタートブックとは別の発行となります。

なお、「別々に郵送されること」や「紛失等の再発行の問合せ先」などにつきましては、今年度の健診スタートブックにも記載されておりますが、文字も小さく分りづらかったので、次年度は見やすく、分りやすい記載方法にしたいと考えております。

医療機関窓口の皆様には、受診者の方へのご説明など大変、ご負担をおかけいたしますが、どうぞよろしくお取り計らいくださいますよう願い申し上げます。

(平成29年1月)

(注意)掲載している回答は、ご意見をいただいたものに回答した時点でのものです。制度改正などにより、現在の状況と異なることがありますので、予めご了承ください。

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更新日:2019年12月02日