佐野市運動公園管理について

現在、佐野市運動公園の管理は「シンコースポーツ」という民間企業が運営しており、業務委託を佐野市から依頼し、シンコースポーツはそれに対して金銭を得ていることと思います。

本来、公共の施設である以上、営利を目的とした営業をするべきではないと考えております。しかし、現状、スポーツ関連の商品以外にも、衣服などがロビーに溢れんばかりと陳列されています。

また、その商品管理に追われて、本来の業務である、施設管理に必要な施設巡回に出ているスタッフを見たことがありません。この状況を佐野市はどうお考えなのでしょうか。

佐野市運動公園等の管理につきましては、栄公園、佐野武道館と合わせ、指定管理者として「シンコースポーツ・日本管財共同事業体」に管理運営をしていただいております。

指定管理者は、募集要項の中で公の施設である指定施設の設置目的等を損なわない範囲で、指定管理者自らが自主的にサービスを提供することができることになっております。

営利のスポーツ用品等の物販につきましても、その範囲と考えております。商品管理についても、事務スタッフ1名が本来業務に支障の出ない範囲でやっていただいております。また、施設巡回につきましては、朝晩2回、各施設利用前と利用後に行っており、巡回チェックリストに記録しており、各施設の利用状況に応じて適宜巡回も行っております。

市としては、支障はない範囲と考えておりますが、今後も指定管理者に、利用者ニーズに合った、お客様に喜んでいただけるような適切な施設運営、サービスの向上に努めていただくよう指導をしてまいります。

(平成30年11月)

(注意)掲載している回答は、ご意見をいただいたものに回答した時点でのものです。制度改正などにより、現在の状況と異なることがありますので、予めご了承ください。