城山公園の野良猫について

質問

城山公園に行ったらたくさんの猫を見かけました。人馴れしてるし毛づやもいいのでご飯ももらっているのだろうと思いましたが、不妊・去勢手術はしてあるのだろうかと疑問に思い、近くにいた地元の方に聞いてみました。

すると、ここの猫は飼い主がいない猫でいつも餌をあげてくれる人がいて、その人がこれ以上増えないようにとボランティアで不妊手術を実費でしてくれてると聞きました。そして猫が減っても無責任な飼い主が公園へ捨てていき、いなくならないと聞きました。実費でそのような活動なかなかできることではありません。唐沢山の猫にも以前からなぜこんなに猫がいるのかと、佐野市はなぜ放っておくのかと疑問に思っていました。

動物を捨てることは犯罪です。公園内にポスターで注意喚起を促したり、防犯カメラを設置するなどの対策はできないのでしょうか。公園では子どもや佐野市民、駅利用者の憩いの場となっていると思います。防犯の面でも設置して頂けると安心かと思います。

また、犬猫の不妊去勢手術の補助金について県内を見てもほとんどの市が取り入れておりますが、佐野市はありません。平成19年度からの「佐野市へ一言」を読みましたが飼い主のいない猫についての返答は飼い主自らの責任とのことで、この11年余りなにも変わっていません。一部補助金があれば飼い犬、猫も手術しやすくなり、野犬、猫も数年後は必ず減ってきます。

足利市では平成30年から動物基金のさくら猫無料不妊手術事業(行政枠)で発行しているチケットの交付窓口となり、市民(個人、ボランティア団体)に配布して飼い主のいない猫に不妊手術をし、TNR活動をしています。

佐野市も近郊市、県の取り組みを見ていただいて、動物に対しても耳を傾けて頂きたいと切に願います。

回答

いただきましたご意見につきまして、公園内に動物を捨てないよう注意喚起の表示物を適宜設置いたします。また、防犯カメラにつきましては、現在、公園内の駅北駐車場に2台設置しており、本年度、駐輪場に1台設置する予定です。

動物の正しい飼い方として、動物の愛護及び管理に関する法律において、飼い主には、「命を預かる者として、その命を終えるまで愛情と責任をもって飼養に努めること」を義務づけておりますが、現状では、無責任な飼い主による捨て猫も存在しております。そこで、早速、公園内にポスターを掲示し、猫の適正な飼養に対する飼い主の意識向上を図ってまいりたいと考えております。

また、犬や猫の繁殖に関しての適切な措置としての不妊・去勢の手術につきましては、引き続き、飼い主自らの責任において行っていただき、本市といたしましては、飼い主に対し、適正な飼養についての正しい知識と実践について、啓発・指導の強化を徹底し、意識の向上を図ってまいりたいと考えております。

なお、「どうぶつ基金さくらねこ無料不妊手術事業」につきましては、現在、実施できるか検討しているところでございます。

(平成31年4月)

(注意)掲載している回答は、ご意見をいただいたものに回答した時点でのものです。制度改正などにより、現在の状況と異なることがありますので、予めご了承ください。

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更新日:2019年12月02日