緊急事態宣言を出した時点で感染拡大地域は休校・休園してほしかった

佐野市は緊急事態宣言を出していますが、緊急事態宣言を出した時点で、せめて感染が拡大している地域の小学校、中学校、保育園などについて休校・休園措置をとれなかったのでしょうか。何も知らず、学校に行かせていた保護者の立場も考えていただきたく思います。

新型コロナウイルス感染症の陽性者数が急速に拡大したため、9月15日に市独自の緊急事態宣言を発出いたしました。今回の緊急事態宣言は、春先に全国に発出された緊急事態宣言とは異なり、オール佐野市で感染拡大を防止するためのご理解とご協力を強くお願いし、改めて感染予防のための自覚を持った行動を要請したところです。

学校を休校にするかどうかについては、国から出されている学校の行動基準表や県の警戒度に関する判断基準表に基づき判断しております。今回の状況は、栃木県の警戒度に関する指標の「感染拡大注意」レベルで、国の「学校の行動基準」の「レベル1」に相当することから、地域の小中学校等を一律に休校とする必要はないと判断し、感染者が出た学校のみを休校としました。なお、学校での教育活動については、感染対策の徹底を十分に図った上で実施しております。

また、保育施設については、保護者が働いており、家に1人でいることができない年齢のお子様が利用するものであることから、引き続き開園しています。なお、園内の感染症対策を徹底するとともに、園児や同居のご家族等が熱や風邪などの症状がある場合は、登園を控えていただくよう日頃からご協力をお願いし、感染拡大防止を図っています。

(令和2年9月)

(注意)掲載している回答は、ご意見をいただいたものに回答した時点でのものです。制度改正などにより、現在の状況と異なることがありますので、予めご了承ください。