学生服の再利用を市全体で行ってほしい
質問
今年の春に高校を卒業し、家族や同級生の中で、使わなくなる制服をどうするかという話題が上がりました。制服は、生徒にとって思い出深いものであるため、処分することにためらいを感じ、まだ使えるのに手元に置いておくだけというのももったいないと思いました。
そのため、制服を有効活用する手段として後輩への譲渡を考えましたが、小中学生に知り合いがおらず、自力で貰い手を見つけることは困難であると感じました。そこで、佐野市が卒業生と新入生の架け橋となれば、市全体の多くの卒業生から集めることができ、告知もしやすく、新入生やその保護者も安心して利用できるのではないかと考えました。
卒業生や新入生に限らず、制服のサイズが合わなくなった生徒の利用も期待でき、より多くの人が活用できるものになると考えます。制服の寄付で少しでも経済的負担の軽減に貢献したいという思いがあります。そして、制服の寄付を通して、人のつながりを作り、環境問題を考え、新入生の選択の幅を広げることで、卒業生の制服に新たな価値を生み出すことができるのではないかと考えます。
回答
制服のリサイクルについては、ご提案がありましたように、まだ使えるものは処分するより再利用していただくことで、市の進めるごみの減量化にもつながり、とても有効なことと考えます。貴重なご意見として、今後の参考とさせていただきます。
(クリーン推進課)
学生服の再利用は、新入生や転校してきた生徒及びその保護者にとって、経済的負担の軽減につながるものと考えます。現在、佐野市内の一部の中学校では行っている学校もあるようです。ただし、集まった学生服の保管の問題や、学校によって学生服が少し違うことなどから、市全体で実施することは困難であると考えます。このような取組について、機会を捉えて、各学校へ紹介していきたいと考えます。
(学校教育課)
(令和3年3月)
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更新日:2021年04月12日