災害時のペット同伴時避難について検討してもらいたい

質問

ペット同伴避難に関する意見に対し、以前「動物用のケージ等をご用意いただき、建物の外で、雨風がしのげる場所(渡り廊下など)にペットを避難していただきたい」という回答がありました。

しかし、豪雨災害の場合、避難所周辺の状況によってはかえって危険な場合もあるのではないでしょうか。平時のうちに、ペット同伴時の避難所の使用法やエリア分けといった細かな対策を立ててほしいです。

回答

本市では避難所運営マニュアルを作成し、全ての市指定避難所においてペットとの同伴避難を可能としておりますが、他避難者が動物を嫌いな場合や、鳴き声・アレルギーなどを考慮し、ペットを建物内へ連れ込むことは原則不可としております(盲導犬は建物内への入室可能)。

施設に別棟の倉庫等があるなど収容能力に余裕がある場合は、居室以外の部屋にペット専用スペースを設けることも可能ですが、本市の指定避難所は小中学校や地区公民館等であり、その様なスペースを十分に確保することは現時点で難しい状況です。このようなことから、ペットの避難はケージ等をご用意いただき、建物の外で、雨風がしのげる場所とさせていただいております。

しかしながら、避難された際の天候により、必ずしも雨風がしのげるとも限りませんので、そのような場合は、一時的に車の中で避難をしていただくことやペットショップに一時的に預けるなど、多様な避難方法をご検討いただければと思います。

また、環境省のガイドラインでも示されているとおり、大勢の人が共同生活を送る避難所や応急仮設住宅において、ペットを原因としたトラブルが生じないよう、ペットを飼養していない避難者に配慮するとともに、飼い主様には、平常時以上に、適正な飼養管理をするための努力が求められておりますので、これらのことも踏まえた避難をご検討いただきたくお願い申し上げます。

(令和3年7月)

(注意)掲載している回答は、ご意見をいただいたものに回答した時点でのものです。制度改正などにより、現在の状況と異なることがありますので、あらかじめご了承ください。

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更新日:2021年08月11日