子どもの歯列矯正について助けになる制度はないか

質問

子どもの歯列矯正について現在は保険適用外ですが、市の取組として保険適用にしたり、補助を出していただいたりすることはできないのでしょうか。学校から治療をすすめる旨の知らせが来ても、高額になるため治療をためらいます。歯列矯正は見た目が整うのみではなく、個人の健康にも大きく関わってきます。

回答

こども医療費助成制度は、国で定める健康保険法等で規定する保険給付に対して助成するもので、矯正治療が保険適用になるケースは、顎の骨の異常によってかみ合わせに問題の出ている顎変形症と診断された場合や厚生労働大臣が定める59の疾患に該当した場合などに限られます。保険適用になる状態かどうかについては医療機関にご相談ください。なお、保険適用とならない場合でも、発育段階にあるこどもの歯列矯正は基本的に医療費控除の対象として認められておりますので、医療費控除の制度をご利用いただければと思います。

また、現時点では助成対象とすることができませんが、令和3年6月の第204回国会において、「子どもの歯科矯正への保険適用の拡充に関する請願」が採択の上内閣送付となりましたので、将来的に保険適用基準の変更が検討される可能性もございます。今後も、国や県の情勢を見ながら、医療費負担の軽減に努めたいと考えておりますのでご理解ご協力をお願いします。

(令和3年12月)

(注意)掲載している回答は、ご意見をいただいたものに回答した時点でのものです。制度改正などにより、現在の状況と異なることがありますので、あらかじめご了承ください。

この記事に関するお問い合わせ先

総合政策部広報ブランド推進課広報・地域連携係

〒327-8501
栃木県佐野市高砂町1
電話番号:0283-20-3037 ファクス番号:0283-21-5120
お問い合わせフォームはこちら

更新日:2022年01月24日