婚活事業について形式・回数等に工夫を凝らして充実させてほしい

質問

年頃の子どもをもつ親としての意見です。佐野市の婚活事業について、コロナ禍ではパーティー形式は厳しいと思いますので、テニスや卓球、ボーリング等のスポーツを通して親睦を深める機会がつくれないでしょうか。

回数についても、年1回ではどうしても都合がつかない場合があると思います。参加者の焦る気持ちにも配慮し、年に2~3回は実施してほしいと思います。広報紙、ケーブルテレビ、新聞、折り込みチラシ等で、佐野市内又は近隣市町村くらいまで周知を行ってはどうでしょうか。

この事業は、単なる婚活ということだけでなく、佐野市への定住促進、少子化対策、人口減少対策等にもつながる大切な事業です。是非、ご検討いただければ幸いです。また、主催が地方公共団体だと、参加者は安心してできると思います。

回答

産業政策課では「まちなか婚活推進事業」を実施しています。平成28年度から令和元年度までの間に計10回開催した結果、延べ340名のご参加をいただき、35組のカップルが成立しました。イベント形式につきましては、「体験型」「パーティー型」の2種類があり、いずれも参加者が交流できる機会が少しでも多くなるようなプログラム構成に配慮しながら開催してまいりましたが、出会いの場所として、中心市街地の一部を活用できたことにより、にぎわいの創出にも一定の効果が得られたものと考えております。

令和2年度及び3年度におきましては、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、中止したところです。今年度も、婚活イベントを開催する予定ですが、開催に当たりましては各広報媒体を活用して周知すると共に、現下の感染状況を見極めながら十分に検討の上、適切な対策の下に開催してまいりたいと考えております。なお、依然として新型コロナウイルス感染症収束の見通しが立たないことから、年度内に複数回の開催は困難と思われますので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

農業委員会事務局で事務局を務めている団体「佐野市農業後継者結婚推進協議会」では、農業後継者の結婚の支援のため、JA佐野と共催で年1回、農閑期に婚活パーティーを実施しています。ただし、協議会では令和2年度以後、新型コロナウイルス感染症拡大防止に配慮し、役員や共催するJA佐野との協議によりパーティーの開催を見合わせております。

パーティーでは例年、バーベキューやケーキづくりなど「食」に関する共同作業を楽しんでいただく内容としています。参加者について、男性は佐野市に限定していますが、女性のお住まいは限定せずに広く募集をしています。皆さんが安心して参加できる状況になりましたらパーティーを再開し、農業後継者の結婚支援とともに、佐野市への定住促進等に寄与できればと考えております。

(令和4年12月)

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更新日:2023年01月05日