感染症流行時にオンライン授業を選択できるようにしてほしい

質問

インフルエンザや胃腸炎などの感染症が流行する時期には、オンライン授業と登校を選択できるような体制を整えていただきたいと考えております。

体調不良や感染不安がある場合でも、学習機会を確保できるようにすることで、児童生徒の健康と学びの両立につながると考えます。ご検討のほど、よろしくお願いいたします。

回答

現在、学校教育では、対面授業を基本として、児童生徒が多様な他者と関わり合いながら学びを進める「主体的・対話的で深い学び」の実現に向け、日々取り組んでおります。オンライン授業につきましては、感染症の流行や蔓延、災害発生により臨時休校となった場合や感染症拡大防止のための学級休業等を実施する場合、不登校児童生徒への支援を行う場合などに取り入れ、学びを止めないための方策と位置付けて実施しております。

また、オンライン授業の実施に関しては、各家庭のICT環境に差があること、通信環境の質が授業に影響を及ぼすこと、体育などの技能教科の履修が難しいことなどの課題が見られています。これらの状況から、本市では、オンライン授業選択制は実施しておりませんが、感染症に罹患することで持病に影響を及ぼしてしまうようなケースのように、お子様の個別の健康状態に応じて、学校と家庭が相談をして柔軟に対応することは可能であると考えております。

ご提案のオンライン授業と登校の選択できる体制づくりについては、他の自治体の動向も注視しながら、今後の課題の一つとして研究してまいりたいと思います。

(令和7年11月)

(注意)掲載している回答は、ご意見をいただいたものに回答した時点でのものです。制度改正などにより、現在の状況と異なることがありますので、あらかじめご了承ください。

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更新日:2025年08月18日