市長の記者会見【令和6年6月3日の案件】
令和6年6月定例記者会見次第 (PDFファイル: 65.1KB)
(1)ファンガレイ市中学生交流事業について
本事業は、次世代を担う本市の中学生に異文化体験を通して英語力やコミュニケーション能力の向上、グローバルな視野と感覚の醸成等を図ることを目的とするもので、ニュージーランドのファンガレイ市への生徒派遣に係る補正予算を、市議会6月定例会でご承認いただいた上で進めていきます。
市では、新型コロナ感染症で止まっていた中学生の国際交流を再開できる国を、安全面や中学生の語学力が生かせる英語圏等で検討していたところ、ニュージーランドファンガレイ男子高等学校が、本市が力を入れているクリケットをきっかけに教育交流に関心を示し、近隣の女子高と併せて交渉を進めてきました。さらに今年4月には、同男子高の校長が佐野市を訪問され、本市の教育交流の考えにご理解をいただきました。
校長帰国後、同校および女子高でも協議をしていただきながら、5月上旬に本市職員も現地を視察して安全面や交流事業の内容を確認し、この度今年10月下旬に両校への派遣が可能な段階となったため、新規事業として実施するものです。
ファンガレイ市は、ニュージーランドの北島北部にある中心都市であり、人口は約10万人です。温暖な気候と美しい自然から、リゾート地・保養地として知られています。
交流事業での「主な活動内容」としては、ファンガレイ市の公立学校である、ファンガレイ男子高等学校とファンガレイ女子高等学校での学校生活、ホームステイの体験等を予定しております。なお、ニュージーランドの高等学校には、13歳~17歳の生徒が通学しており、その年齢は、日本での中学2年生~高校3年生に当たります。
派遣期間は、10月20日(日曜日)~26日(土曜日)の6泊7日を予定しています。派遣人数については、生徒10名程度を予定しており、本市在住の中学1年生~中学3年生を対象とします。応募者が10名を超えた場合は、申込時に提出された作文と面接で派遣生徒を選考する予定です。
また、引率者は4名を予定しております。第1回目の派遣となりますので、団長は教育長、そして、生徒の支援に当たる市職員2名、通訳1名が同行する予定です。
参加生徒の負担額ですが、一人7万円程度を予定しています。この額は、保護者の負担軽減を図り、国際交流に関心のある生徒が申し込みしやすいように考え、決定いたしました。また、要保護・準要保護世帯につきましても、別途、支援をしていく方向で考えております。
申請受付期間は、7月1日(月曜日)~12日(金曜日)までとする予定です。今後、市内にある市立中学校・義務教育学校後期課程、佐野日本大学中等教育学校、県立佐野高等学校附属中学校へチラシの配布等を通して、周知を図っていきます。
- この記事に関するお問い合わせ先
-
総合政策部広報ブランド推進課広報・地域連携係
〒327-8501
栃木県佐野市高砂町1
電話番号:0283-20-3037 ファクス番号:0283-21-5120
お問い合わせフォームはこちら
更新日:2024年06月03日