市長の記者会見【令和6年9月2日の案件】
令和6年9月定例記者会見次第 (PDFファイル: 70.4KB)
(1)第2子保育料無償化と副食費の無償化の対象拡大について
令和6年度の栃木県少子化対策により、第2子保育料無償化が10月から開始されますが、本市においては、市の単独事業として令和4年度から実施をしています。
そこで、この時期に合わせ、本市独自の追加給付として、第2子の副食費無償化と認可外保育施設に通園している第2子以降の保育料・副食費の無償化を新たに実施します。
事業内容について、まず第2子の副食費の無償化については、3歳から5歳児までを対象とするもので、従来、第3子以降について実施している無償化を第2子に拡大し、対象児童に認可外保育施設の利用者も加えます。
認可外保育施設に通園する第2子以降の保育料についても、新たに「無償化」の対象とするもので、これについては保育認定を受けた方が対象となります。
今回の追加給付の対象児童の人数ですが、約800名を見込んでいます。また、今回の無償化対象の拡大における財源は、これまで市単独事業で実施してきた「第2子保育料無償化」に、10月からの県費負担が見込まれ、市の負担が軽減されますので、新たな財政負担を生じることなく実施できる予定です。追加給付のための歳出は10月から3月まで約2,000万円を見込んでいます。
今回の無償化対象の拡大により、子育て世帯の負担を軽減し、子育て支援につながるものと考えています。今後も、安心して子育てのできるまちづくりのための取り組みを進めていきます。
(2)地域防災フェスタの開催について
豪雨や大地震などの大規模災害に備え、市民の防災意識の高揚と、地域防災を担う団体相互の連携強化を目的として「消防団」「自主防災組織連絡協議会」「防災士連絡会」「女性防火クラブ」の共催による防災フェスタを、9月15日(日曜日)に、DAIKYOアリーナ佐野で開催します。4機関の共催による防災イベントは、県内で初めての開催です。
当日は、共催機関が中心となり、屋外と屋内の2つのメイン会場で、防災に関連する各種体験や展示を行いますが、スタンプラリーでより多くのブースを回っていただきます。
風水害や大地震などの大規模災害で、より効率的で効果的な災害対応を行うためには、地域防災を担う団体相互の協力体制の整備が極めて重要となります。そこで4機関の代表者で協議し、まずは相互理解と顔の見える関係の構築を進めることとなり、今回の開催に至りました。
市としては、今回の取組みに対して改めて敬意を表するとともに、参加機関の主体性を最大限に尊重し、後援機関として全力でサポートしていきます。
本市では国土強靭化地域計画を策定し、災害に強いまちづくりを進めていますが、地域における多様な主体が連携・協力して対応できる体制の整備は優先施策となります。今回のフェスタがその契機となり、今後も引き続き開催され、地域防災の充実強化がより一層図られることを期待してます。

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更新日:2024年09月02日