市長の記者会見【令和7年12月3日の案件】

市では健康寿命の延伸などを目的に、市民の皆さんの運動習慣定着を図るため、 体組成計などによる健康測定を行う「運動習慣応援プロジェクト」の実証事業を開始します。

本市におきましては、過去に平均寿命・健康寿命が県内最下位に位置し、脳血管疾患などによる死亡率が他市町に比べて高いという課題がございました。こうした課題に対し、適度な運動が効果的との知見もあることから、スポーツを活用した健康増進事業について、検討を進めておりましたが、今般、実証事業として開始できることになりました。

実証事業を実施するに当たりましては、その仕組みづくりについて、他市町等の事例等を検討するとともに、佐野市運動習慣応援プロジェクト検討協議会として、医師会、薬剤師会、歯科医師会、栄養士会や、スポーツの知見にある委員さんにお集まりいただき、ご審議いただいておりまして、佐野市に本社を置く株式会社エフアンドエフ様との連携により、実施に結び付いたものでございます。 

2年間の本実証事業を通し、改善等を重ねながら、市民の皆様の運動習慣の定着による健康増進を促進する仕組みを構築してまいりたいと考えております。