すまいづくりの手順

1 どこにどんな家をつくろうか?「イメージづくりと周辺調査」

白い木材のウッドデッキに上がる階段に水色の植木鉢の観葉植物と黄色の植木鉢に植えられたピンク色の花がある写真

まずは家族でどんな家に住みたいのか、将来の家族構成や生活のことを考えてみましょう。
また、希望の土地の地盤調査や周囲の環境を調べてみましょう。

  • 学校・図書館・公園・公共施設
  • 通勤・通学・交通機関の便
  • 街並み景観、風向き、日当たり
  • 病院、医療施設の位置
  • 治安・騒音の環境
  • 子育ての環境
  • 電気、ガス、水道、排水のインフラ
  • 土地の高低差、地盤の強さ
  • 商店の位置

2 マイホームづくりにはどのようなお金がかかるの?「資金計画」

テーブルの上にコーヒーカップがおいてありその横でノートパソコンを操作している男性の写真

マイホームづくりには欠かせないのが住宅ローンの知識です。家族の将来のライフサイクルを予測し、余裕のあるローン計画が必要です。
住宅・土地を「買うとき」、「保有するとき」には本体・外構工事や設備費用のほかに各種税金がかかります。また、住宅借入金等特別控除(住宅ローン控除)等、各控除や優遇措置もあります。

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3 え!?土地によって建物に制限があるの?「土地(住宅用敷地)の法規制」

左側に木が生い茂り真ん中に小道があり右側に緑色の芝生が広がっている写真

土地には様々な法律上の制約があり、定められている「用途地域」によって建てられる建物の種類、床面積や高さの制限等が決められています。また、建物が適法に建てられるように、「建築確認」を受ける必要があります。

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  • 用途地域・都市計画道路・開発行為については、都市計画課へ
  • 建築基準法・建築確認については、建築指導課へ
  • 市道の幅員等については、道路河川課へ

4 理想の住まいづくりをどこに依頼しようか?「依頼業者の選定」

複数枚の設計図面や定規やペンがテーブルの上に置いてある写真

住まいを建てる場合、依頼業者は主に住宅メーカー、設計事務所、大工・工務店、に分類されます。理想の住まいづくりを実現するためには、住宅雑誌等で調べたり、実際に展示場や設計事務所へ足を運んでみて、できる限りの情報を得る必要があります。
また、近年、施工不良等の欠陥住宅に関する社会問題が起きています。そこで、適切な施工がされているか第三者機関の客観的な評価が受けられる「住宅性能表示制度」があります。

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5 契約内容をすみずみまでチェック!「契約・工事着手」

万年筆を握り紙に書いている右手の写真

「工事請負契約」を結び、建築にかかります。契約書や設計図面等のさまざまな書類に目を通し、分からない語句や設計内容は相手方にはっきり確認して、設計内容や工事の金額に納得したうえで契約することが必要です。
工事が始まったら、業者にまかせきりにしないで、疑問が残らないよう現場のチェックをしてみましょう。また、近隣への挨拶をしておきましょう。

6 いよいよ完成!!「完了検査・引き渡し」

三人掛けのソファーと二人掛けのソファーと真ん中のテーブルが置いてある大きな窓があるリビングの写真

完成すると、設計通りに出来上がっているかをチェックする「工事完了検査」を経て建て主に引渡しが行われます。キズ等については、引渡しを終えた後は施工業者の責任を問えない場合もありますので、時間をかけて立ち会いましょう。

  • 工事完了検査とは、工事が完了した時点で、その建築物などが建築基準法及びその他関連法令の基準に適合しているかどうかを検査するもので、適合していれば検査済証が交付されます。完了検査は、法律で必ず受けるよう定められています。また、建築物等は検査済証が交付された後でなければ、使用することが出来ません。
この記事に関するお問い合わせ先
都市建設部建築住宅課

〒327-8501
栃木県佐野市高砂町1
電話番号:0283-20-3103 ファクス番号:0283-20-3035
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更新日:2019年12月02日