東山魁夷《山湖》

更新日:2023年03月31日

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作品情報
作品名 山湖
作品名よみ さんこ
作者名 東山魁夷
作者名よみ ひがしやま、かいい
作者生没年 明治41~平成11年(1908~1999)
制作年 昭和30年(1955)
寸法(センチメートル) 縦63.0、横70.6
材質技法・員数 絹本着色
備考1  
備考2  
English HIGASHIYAMA, Kaii

作品解説

東山魁夷は、明治41年(1908)横浜生まれ。昭和4年(1929)第10回帝展に初出品、初入選します。同6年(1931)東京美術学校卒業、のちドイツに留学。同15年(1940)川崎小虎(小堀靹音門人)の長女すみと結婚します。同20年(1945)応召、熊本で終戦を迎え、市川(千葉県)で制作を再開します。日展を発表の場とし、幅広い人気を得ました。同40年(1965)日本芸術院会員。同43年(1968)皇居新宮殿大壁画制作。同44年(1969)文化勲章受章。平成11年(1999)死去。

本作は、昭和31年(1956)に日本芸術院賞を受賞した魁夷の中期の代表作「光昏」に先行する同年5月の個展で発表されました。晴れた昼間の黒姫山・野尻湖のスケッチをもとに能衣装の重さを持つ華やかを狙って色と構成を変えたといいます。「光昏」では画面が縦長になり手前の樹木が増え、本作よりも華やかさを加えています。

作品展示情報

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