松本姿水と季節の情緒

更新日:2019年10月18日

松本姿水と季節の情趣 —発掘、宇都宮の知られざる花形日本画家

終了しました

特別企画展

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松本姿水《夏冬美人図》 個人蔵

会期

平成28年1月5日(火曜日)〜2月21日(日曜日)

会期中の休館日

毎週月曜日(1月11日は開館)、祝日の翌日(1月12日、2月12日)、1月26日(火曜日)

開館時間

午前9時30分〜午後5時

観覧料

一般510円(20名以上の団体は460円)
大学生以下・障害者手帳等をお持ちの方は観覧無料
(注意)学生証・障害者手帳等をご提示ください。

注意点

(注意)都合により会期・内容が変更となる場合があります。

解説

 松本姿水(明治20年〜昭和47年)は、大正・昭和期に活躍した栃木県宇都宮市出身の日本画家です。明治36年(1903)に上京、白馬会洋画研究所で洋画を学んだ後、 川合玉堂に師事しました。大正2年(1913)の文展入選を皮切りに、文展・帝展(日展の前身)で活躍しています。 やまと絵的な華やかな色彩で、情緒豊かな風景画・花鳥画を描く花形作家となりました。戦後も日展や創立同人となった日本画院展を拠点に活動をつづけ、 東京教育大学講師などをつとめました。
 以上のように、栃木県有数の活躍をした姿水ですが、その画業がまとめて紹介される機会は少なく、広く知られているとは言い難い状況となっています。
 この展覧会は、姿水と白馬会時代以来縁のあった群馬県の旧家に、姿水の初期作品が所蔵されていることが判明したことを契機に開催するものです。 抒情的な美人画など、初期ならではの魅力に富む作品群をはじめ、県内美術館等に所蔵される代表作を加え、その魅力の一端を紹介します。
 美術館において、松本姿水の画業(作品と活動)をまとめてご覧いただくのは、今回が初めての機会となります。

主な展示作品

会期中に一部展示替えを行います。
前期:1月5日(火曜日)〜1月24日(日曜日)
後期:1月27日(水曜日)〜2月21日(日曜日)

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松本姿水《十二ヶ月貼交屏風》(1910後半~1920年代前半) 個人蔵

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松本姿水《霜の朝》(昭和8年) 宇都宮美術館蔵

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松本姿水《明暗》(昭和46年) 栃木県立美術館

会期中の催し物

スライドトーク「松本姿水研究ことはじめ」

  • 日時:1月23日(土曜日) 午後2時〜3時
  • 講師:当館学芸員
  • 参加無料 (注意)展覧会の観覧は有料です。

作品鑑賞会〜当館学芸員とご一緒に〜

  • 日程:1月9日(土曜日)、2月11日(木曜日・祝日) 各日午前10時〜(30分程度)
  • 場所:美術館展示室(エントランス集合)
  • 自由参加。当日の観覧券が必要です。

当館学芸員が作品解説を行いながら、皆様とご一緒に作品鑑賞を行います。

内容・展示作品について

予告なく内容・展示作品等が変更となる場合があります。あらかじめご了承下さい。

この記事に関するお問い合わせ先

佐野市吉澤記念美術館

〒327-0501
栃木県佐野市葛生東1-14-30
電話番号:0283-86-2008 ファクス番号:0283-84-3655
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