市長の記者会見【令和2年8月31日の案件】

新型コロナウイルス感染症に関する対策事業について

新型コロナウイルス感染症対策として、9月4日開会の市議会定例会の議決を経た上で進めていきます。
始めに、感染拡大防止に関する事業ですが、「児童福祉施設等向け」として、こどもの国、児童館、保育施設等の感染症対策を実施するものです。
次に「市民向け」として、インフルエンザ等の予防接種に対する助成を実施するものです。
次に、「医療機関向け」として、市内2か所目となる地域外来検査センター運営のための経費等の補助を行う「医療体制の強化」「救急医療体制の支援」そして「国民健康保険診療所における対策」を実施するものです。
次に、「町会向け」としまして、感染症の予防または、災害対策のため町会の物資購入等の経費に対して補助を行うものです。
次に、「消防団向け」としまして、消防団の活動時における感染防止及び、災害対応時の安全管理のため、マスク、消毒液等を整備するものです。
次に、「児童・生徒向け」としまして、小中学校のギガスクール構想を推進するもので、児童・生徒、1人あたり1台、約7,500台の情報端末を購入するものです。
次に、「教育施設向け」としまして、「サーキュレーター」「手指消毒液」「非接触型体温計」等の整備などを実施するものです。
続いて、経済対策に関する事業について、まず「市民向け」としまして、国の特別定額給付金の支給対象とならなかった、令和2年4月28日から令和3年3月31日までに生まれた児童の保護者に対しまして、児童1人あたり5万円を支給するものです。
次に、「事業所向け」ですが、「緊急景気対策の事業」として、中小企業・融資預託金等の増額、プレミアム付き商品券の発行支援、事業者等経済対策支援協力団体への交付金の交付を行います。
そして、「新しい働き方の環境整備の促進の事業」として、サテライトオフィスなどの開設の補助を行うものです。

「佐野らーめん予備校」のスタートについて

かねてより取組を進めております「佐野らーめん移住プロジェクト」ですが、このたびプロジェクトの正式名称を「佐野らーめん予備校」と決定の上、本格的にスタートします。
この佐野らーめん予備校につきましては、佐野らーめん店の創業や承継を支援することで、本市への移住を促す事業として、本年3月に記者発表をさせていただきました。これまで本格稼働に向け受講者に受けていただく「プログラム」の検討や受け入れ態勢の確立、事業への協力者の確保を行ってきましたが、本日から受講者の募集を開始します。
第1期の募集は5名程度といたしまして、11月から予備校を開校し基礎研修を開始します。
本事業を通して、本市への移住者を確保するとともに、佐野らーめん業界の、知名度向上を図っていきます。

「佐藤さん ゆかりの地聖地化プロジェクト」東北キャラバンの実施について

かねてより、取組を進めております「佐藤さん ゆかりの地聖地化プロジェクト」について、 このたび「東北キャラバン」を実施することとなりました。
「東北キャラバン」については、「佐藤姓」が東北地方に多いことから、ターゲットを東北地方に絞り込んで「佐藤の会」のPR活動を行うものです。
キャラバン隊には、「さのまる」も同行し、 9月9日が「秋田県」、9月16日は「宮城県」、9月17日には「福島県」と、各テレビ局や新聞社を訪問し、地元情報番組への出演や、新聞社の取材を受けることにより、「佐藤の会」や7月に設立した「佐藤さんおもてなし隊」についてご紹介し、佐藤のふるさと佐野市を知っていただきたいと考えています。

あそ野学園義務教育学校及び葛生義務教育学校の開校に伴う学校跡地の個別活用方針について

「あそ野学園義務教育学校及び葛生義務教育学校の開校に伴う学校跡地の個別活用方針」は、閉校後の学校跡地の個別活用方針を定めたもので、対象校は12校です。
学校跡地の活用については、「公共施設としての活用」「小さな拠点づくりとしての活用」「民間等施設としての活用」に区分し、各区分に応じた学校跡地を選定しました。
今後、活用区分ごとに具体的な検討を進めていくことになりますが、特に「小さな拠点づくりとしての活用」「民間等施設としての活用」については、地域住民の方や民間事業者のご理解とご協力がなければ目的が達成できませんので、市・地域・民間事業者との連携体制の構築を念頭におきながら、跡地活用の実現を図ってまいります。

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更新日:2020年11月04日