オオキンケイギク(特定外来生物)を駆除しないのか

質問

園芸愛好家ですが、近頃、佐野市のあちこちでオオキンケイギクの群生を見かけます。群生している景色は美しいのですが特定外来生物を駆除しないのでしょうか。

回答

北米原産のオオキンケイギクは、緑化のため道路の法面などに利用されたり、ポット苗として生産、流通されてきました。しかし、あまりの強靭さのために一度定着すると、在来の野草を駆逐し、辺りの景観を一変させてしまう性質を持っているため、人の手でこれ以上拡げないように、平成18年2月に特定外来生物に指定されました。

特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律では、特定外来生物の取扱いに関する規制の条文がございます。具体的には特定外来生物は・飼養・譲渡・保管・運搬・放出等が禁止となっており、違反すると罰則があります。

さて、その特定外来生物の駆除についてですが、防除に関する対策の実施主体はその地の管理者・所有者となりますが、必ずしも防除を行う義務はなく、防除を行うか等は管理者・所有者の判断となります。佐野市管理地で当該生物が確認された場合、いつ、どこで確認した等の情報を担当課へご連絡いただければ幸いです。

なお、分布拡大阻止等の対応として、特定外来生物周知のため市ホームページにいくつかの生物と防除法について記載しております。

(令和6年5月)

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更新日:2024年06月13日