市長の記者会見【令和5年10月2日の案件】

(1)東京圏通学者・通勤者定住促進奨励金の対象拡大について

佐野市では令和2年10月1日から高速バス定期券を利用して東京圏へ通学通勤する方に奨励金を交付していましたが、令和5年10月から東武佐野線を利用して東京23区内経由で東京圏へ通学通勤する方へも対象を拡大し、申請の受け付けを開始しました。

通学者には、東武鉄道利用分の定期券代の3分の1、上限2万円まで、通勤者には、定期券の利用区間内で、ひと月に10回以上東武鉄道の特急券を利用した場合に月額5千円を交付します。

本市では、今後とも移住・定住を促進するため、若年層の定住やUIJターンを応援し、地域活性化を図ってまいりたいと考えております。

(2)令和5年度佐野市総合防災訓練の開催について

令和5年度佐野市総合防災訓練を、10月15日(日曜日)午前9時から正午頃にかけて、KONOIKEグリーンフィールド(田沼グリーンスポーツセンター)で実施します。

本市の総合防災訓練は隔年で実施していますが、平成30年は台風による天候の悪化、令和2年及び3年は新型コロナウイルスの感染拡大により中止となり、平成28年以来の7年ぶりの実施となります。

この防災訓練は、防災関係機関等における防災活動の効果的な実施と技術の向上を図るとともに、市民の皆様の防災に関する理解と防災意識の高揚を図り、災害に強い安全安心なまちづくりを推進するために行います。

訓練には、防災関係機関や事業所、自主防災会などの参加協力をいただきまして、避難訓練や初期消火訓練、ライフラインの復旧訓練のほか、自衛隊、消防本部による救出訓練、災害救助犬による検索訓練、ドローンによる情報収集訓練、更には、栃木県警本部・航空隊のヘリコプターによる上空からの偵察訓練、佐野消防本部と消防団が協力して行う消火訓練などを実施します。

また、参加型訓練として、シェイクアウト訓練を実施いたします。この訓練は、地震の際に、まず身を低くして、頭を守り動かないという安全確保行動を身につける訓練で、参加機関の皆さまをはじめ来場者の皆さまにも協力していただき、会場にいる全員で一斉に実施します。

展示・体験コーナーでは、消防・警察・自衛隊の車両展示や起震車体験など、普段なかなか見ることができない展示や体験をしていただけるほか、住宅耐震相談コーナーなども設営いたします。

昨今、全国各地で自然災害が頻発し、いつ災害が発生するか分からない状況の中、この防災訓練に多くの市民の皆さまにご参加ご観覧していただくことで、防災に関する知識と理解をさらに深めていただきたいと考えています。

佐野市子育て支援アプリ「こども☆みらいナビ」導入開始について

妊娠期から子育て期までの切れ目のない支援の一環として「子育て支援アプリ」を令和5年10月2日より、リリースしました。

アプリの名前は、佐野市の子どもたちの未来が輝くことを願って「こども☆みらいナビ」と命名しました。トップページには、佐野ブランドキャラクターさのまるを、背景には、子どもたちの未来への懸け橋として「虹」をデザインしました。

コロナ禍、そして気候変動など子育て中の家庭にとっては不安なニュースが多い社会情勢ではありますが、子どもたちが未来に希望を持ち、夢に向かって羽ばたけるよう、子育て環境の整備が重要と考えています。

「子育て支援アプリ」については、昨年度から実施している「第2子以降の保育料無償化」、「高校3年生までの医療費無償化」、そして今年度から実施している「第1子からの子宝祝金の支給」などの子育て家庭への経済的支援に加え、保護者の方への「伴走型支援」を強化していくツールとして考えています。

具体的なアプリの機能としては、市からの子育て情報の通知、医療機関の検索、種類が増えている予防接種について、生年月日を登録することで事前に接種日を通知してくれる機能、そして、お子さまの成長を記録する電子母子手帳機能など、さまざまな機能を備えています。

また、外国人の方にも使っていただけるよう13か国語の多言語機能を有しており、より多くの子育て中の保護者の方に活用していただけるものとなっています。

将来的には、子育て中の方からのご意見や感想をフィードバックし、育児相談の予約や予防接種の問診票の電子化など、子育てDXにも応じた機能をアップデートしていきたいと考えています。今後とも未来を担う佐野市の子どもたちのために、子育て支援の充実に努めていきます。

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更新日:2023年10月02日