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伊藤若冲《菜蟲譜》    

伊藤若冲(いとう じゃくちゅう)
〔正徳6-寛政12年(1716-1800)〕
《菜蟲譜》(さいちゅうふ)
寛政2年(1790)頃 制作
縦31.8cm×長さ1095.1cm
絹本着色 一巻
重要文化財

ITO Jakuchu(1716-1800)
Saichufu(Compendium of Vegetables and Insects)
Date:c.1790
SIZE:H32.0p W1091.3p
Quality:Handscroll;ink and colors on silk
Important Cultural Property
いとうじゃくちゅうさく さいちゅうふ 画像


  江戸時代中期の京都の青物問屋に生まれ育ち、近年ますます多くの人を惹きつけている画家・伊藤若冲の晩年期の作品です。11メートルにおよぶ巻物をひもといてゆくと、前半には四季の野菜や果物が、後半からは昆虫や爬虫類などの小さないきものたちが次々と現れます(野菜・果物等約100種、昆虫等約60種)。かれらのどこかユーモラスな姿からは、若冲の慈しむようなまなざしが感じられます。
  巻頭には大坂で書家として知られていたらしい福岡撫山(仲国、1728〜?)による題字、巻末には大坂の著名な詩人・細合半斎(1727-1803)による跋文があります。

作品展示に関するお知らせ    


▼高精細複製(紙本印刷)常設展示のお知らせ
《菜蟲譜》は、原本の出ていない時期は原則として複製を展示します。
2メートルほどの部分を場面替えしながら公開。
休館日にご注意ください。

▼他館での展示のお知らせ
特別展「フルーツ&ベジタブルズ―東アジア 蔬菜図の系譜」

【会場】泉屋博古館(京都)
【会期】平成30年(2018)11月3日(土)〜12月9日(日)
※展覧会の詳細は開催館のサイトをご覧ください。

▼平成30年度の当館での原本展示は終了しました
【会期】 平成30年(2018)6月2日(土)〜6月24日(日)

※収蔵企画展「ひそやかな別天地―伊藤若冲《菜蟲譜》と江戸から近代の「絵の本」」[5/26〜7/1]の会期中に公開を行いました。


《菜蟲譜》に関するお知らせ    

▼《菜蟲譜》の図版が掲載されている当館刊行物

 @図録『伊藤若冲《菜蟲譜》―光学調査・修理を終えて』2014年
  調査の概要、修理の概要ほか
  ※作品は菜蟲譜のみ掲載しております。
  ※菜蟲譜連続図版(縦13cm)に描かれた野菜・虫などの名称を添えてあります。

 A特別企画展『東と西の蕪村―伊藤若冲「菜蟲譜」期間限定公開―』2016

 B開館10周年記念図録『佐野市立吉澤記念美術館コレクション選』2012年

くわしくは刊行物のページをごらんください

▼複製について
平成27年度、修理後の画像による2件の複製が製作されました。
@東京文化財研究所への委託研究による複製(絹本印刷、巻子装)
A特定非営利活動法人「京都文化協会」による寄附(紙本印刷、巻子装)

▼解体修理について
伊藤若冲《菜蟲譜》は、平成23〜24年度にかけて、国庫補助・県費補助を受けて解体修理を行いました。

▼重要文化財指定について
当館所蔵の江戸時代の絵画、伊藤若冲《菜蟲譜》は、平成21年7月10日付けで官報告示され、重要文化財に指定されました。
※指定名称「絹本著色菜蟲譜〈伊藤若冲筆/七十七歳の款記がある〉」
(官報号外第146号、文部科学省告示第106号)

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