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伊藤若冲《菜蟲譜》    ※現在展示しておりません

伊藤若冲(いとう じゃくちゅう)
《菜蟲譜》(さいちゅうふ)

〔正徳6-寛政12年(1716-1800)〕
寛政2年(1790) 制作
縦32.0cm×長さ1091.3cm
絹本着色 一巻
重要文化財

いとうじゃくちゅうさく さいちゅうふ 画像

  江戸時代中期の京都の青物問屋に生まれ育ち、近年ますます多くの人を惹きつけている画家・伊藤若冲の晩年期の作品です。11メートルにおよぶ巻物をひもといてゆくと、前半には四季の野菜や果物が、後半からは昆虫や爬虫類などの小さないきものたちが次々と現れます(野菜・果物等約100種、昆虫等約60種)。かれらのどこかユーモラスな姿からは、若冲の慈しむようなまなざしが感じられます。
巻頭には大坂で書家として知られていたらしい福岡撫山(仲国、生没年未詳)による題字、巻末には大坂の著名な詩人・細合半斎(1727-1803)による跋文があります。

▼伊藤若冲《菜蟲譜》は、平成23年度から作品の修復を行いますので、今後3年間ほどご覧いただけない予定です。
ご迷惑をおかけいたしますが、貴重な作品を良い状態で末永く守り伝えてゆくため、ご理解ご協力のほどお願い申し上げます。

▼現在は作品の一部の拡大写真の掲示を館内で行っております。
独立行政法人国立文化財機構東京文化財研究所との共同調査により、《菜蟲譜》の高精細デジタル撮影や蛍光]線分析などの科学調査を実施中です。 この調査の成果の一部である、高精細画像(作品の一部を拡大した写真)の掲示を行っています。若冲の、細部まで愛情を注いだ描写の魅力をご覧ください。

▼伊藤若冲《菜蟲譜》の重要文化財指定について
当館所蔵の江戸時代の絵画、伊藤若冲《菜蟲譜》は、平成21年7月10日付けで官報告示され、重要文化財に指定されました。(官報号外第146号、文部科学省告示第106号)

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